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生き方を再構想しなければ。。。

バカな研究を嗤うな ~寄生虫博士の90%おかしな人生力 (tanQブックス)

 藤田先生は、有名な回虫(寄生虫)博士である。
 ガリ勉をして東京医科歯科大学へ入るが、医学部6年の時にトイレで加納教授に奄美に調査にいくための荷物持ちを探すように指示され、すっかり忘れていたために自分が行く羽目になる。
 しぶしぶ同じ柔道部で同じく整形外科医になる予定の須川君と同行するはめになる。
 脚がゾウのようになり陰嚢が肥大するフィラリアの研究だ。
 須川君と銭湯に通いキンタマのどでかい人を調査する。
 須川君と夜中に住民をたたき起こして蚊を採取する。新婚さんには変態扱いされる始末だ。
 アホらしいと須川君はとっとと辞めてしまう。
 しかし、藤田先生は加納教授に命じられるまま東大の大学院を受け東大大学院に行き研究を続ける。
 そして、最初の論文は、『蚊の観察日記』である。
 東大を出て助手になるも、三井物産の6ヶ月間の嘱託医を引き受け前払いされた給料を10日で使ってしまう。
 いよいよ仕事だというので三井物産に患者を連れてこいというと、インドネシアの離島へ行く約束でしょうといわれる。お金を使ってしまっていたので渋々インドネシアへ行く。
 インドネシアで「あるがまま」の精神を身につけて東大に帰って来たために、東大でも「あるがまま」にふるまっていたら教授に嫌われて自分の未来は自分で切り開くようにいわれる。
 やむなく英語もできないのにテキサス大学へ行く。
 テキサス大学では質問は一切受け付けないとして講義したために藤田先生の授業をとった学生達は藤田先生が何を言っているのかまったくわからず途方にくれるが気にしない。
 その後、日本に帰ってからもドタバタ人生は続くがま、詳しい内容は読んでもらうのが一番だ。
 現在、藤田先生は、御徒町の靴屋の2階に小さな研究室を構えている。研究室の入り口は靴が並んでいて発見するのが難しく、夜はその前に路上生活者が寝ているのである。
 大切なことは「見栄を張らないことだ」と力説している。
 世界中にウンコを集めにいくだけに説得力のある言葉だ。
 今までの自分の生き方がなんだか間違っていたように感じた1冊である。

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