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人権という幻

 今日の朝日新聞に遠藤比呂通が出ていた。新刊を出したそうだ。
 遠藤比呂通は、東大の助手から27歳で東北大学の助教授になってエリート街道をばく進していた憲法学者だったが、人権大会の後に西成のあいりん地区(釜が崎)に連れて行かれて衝撃を受け36歳で大学をやめて鉄筋工の日雇をしながら炊き出しをしていた。
 ある時、日雇の仲間にここには医者はいるが弁護士がいないといわれて、大学の先生を5年やっていれば弁護士資格が与えられるということを思い出して、あいりん地区に西成法律事務所を出した。
 芦部信喜の門下で樋口陽一の指導のもとで助手論文を書いた遠藤は、実践を通じて憲法を研究するのがミッションなのだろう。
 僕が大阪弁護士会にいたころに遠藤先生は大阪弁護士会に登録した。元東北大学の憲法の先生が登録したと話題になった。
 そのころはもっと若々しかったが、朝日新聞の写真を見ると遠藤先生も老けたなぁと思った。

    人権という幻: 対話と尊厳の憲法学

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