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辞世の句

「心形、久しく労して、一生ここに極まれり」(最澄 享年56)
「吾入滅せんと擬するは、今年3月31日寅の刻なり、もろもろの弟子ら悲泣することなかれ」(空海 享年62)
  一応、空海は現在も部屋で禅定していることになっているので、空海のところへ毎日食事が運ばれています。

「処分は腕力によるべし」(鳥羽僧正覚猷 享年88)
  臨終の際、弟子に遺産をどうわけるか聞かれたときの言葉。そんなことはどうでもいいという意味。

「某、閉眼せば、鴨川に入れて魚に与うべし」(親鸞 享年90)
「野に捨てて、獣に施すべし」(一遍 享年51)
  中学生の時に、社会の先生にどうして一遍は自分の書いた本をすべて焼き捨てたのか聞いたところ、知らないと答えられました。高校生になって日本史の先生に同じ質問をしたところ、どうしてでしょうねといわれました。

「虚空地に落ち、火星乱れ飛ぶとも、筋斗を倒打して、哲囲を抹過せん」(絶海中津 享年70)
  ちょっと力みすぎでは。

「滴水滴凍 七十七年 一機瞥転すれば 火裡に泉を酌む」(華叟宗曇 享年77)
  さあ新しい世界がまたはじまるぞ。さすが一休さんの師匠だ。

「花咲いて、死にとうないが病かな
 来山は生まれた咎で死ぬるなり それで恨みも何もかもなし」(小西来山 享年63)

「百居ても同じ浮世に同じ花 月はまんまる雪はしろたえ」(油煙斎貞柳 享年81)

「盥(たらい)から盥へうつるちんぷんかん
 ああままよ生きても亀の百分の一」(小林一茶 享年65)
  遺産相続で継母と十数年も争うという愚かな行為をしていますし、52歳ではじめて結婚するも三人の子も妻も次々と死に、二番部の妻には離婚され、三番目の妻との間に生まれた子どもがやっと成長するが、この子が生まれたのは一茶の死後であるという端から見ると大変不幸な一生でした。死ぬ前に大火にあい、財産を失い土蔵で死にました。

「これでおしまい」(勝海舟 享年77)

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