司法試験にも人生にもまったく役にたたないのですが、役に立つばかりが能ではない。
理論刑法学入門 : 刑法理論の味わい方 (法セミLAW CLASSシリーズ) (2014/05/09) 高橋則夫、杉本一敏 他 商品詳細を見る |
第1講 過失犯
過失の2つの問い方――「危険の現実化」か「原因において自由な行為」か
第2講 不作為犯
不作為犯の結果回避可能性――「危険の現実化」か「負担要求可能性」か
第3講 緊急行為
正当防衛における負担要求可能性――侵害回避義務と退避義務
第4講 責任能力
アリス(alis)とアリック(alic)
第5講 裏返しの犯罪論
「真意説」の真意を問う――「被害者の同意」のオセロ的理解から帰属的理解
第6講 主観的要素
犯罪論における計画――ブラットマンと開けるブラックボックス
第7講 複数行為の競合
遡及禁止と間接正犯
第8講 共犯論
共謀による義務付けと共謀の射程
第9講 罪刑法定主義
行動準則としての刑法と罪刑法定主義
第10講 刑事判例と刑事立法
フィクションとの比較法――刑事法学はSFの夢を見るか?
第11講 行為無価値論と結果無価値論
論争の終わらせ方
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