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夜半、日頭 明らかなり

 お盆休みに読んだ本です。
 カトリックの司祭の禅修行と日本での宣教の記録です。

夜半、日頭 明らかなり夜半、日頭 明らかなり
(2013/02/05)
ルイジ ソレッタ

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 表題の「夜半、日頭 明らかなり」(太陽は真夜中に輝く)という世阿弥の「九位」の中の一文からとられているが、この司祭が42歳の時に1週間の接心で得た悟りの境地を示す言葉です。「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」(ヨハネ8章12節)などが願意されている。

 記憶に残ったのは、ある仏僧がこの司祭に言った次の言葉だ。
 「あなた方カトリックにとって悟りとは、十字架の上のイエス様が、父よ、なぜ我を見捨てたもうかと言われた御言葉を追体験することですね。」

 この本では、若き司祭が、日本に赴任し、40年宣教し、年老いて養老院に入るまでが語られている。老いと病を考えさせる本でもある。


 
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