FC2ブログ

無門関 第2則

 第2則は、百丈野狐(百丈のコンコン狐)

・・ 要約 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆ 公案の説明

 百丈和尚が、提唱していると、いつも一人の老人が聞きにきていた。
 ある日、その老人が終わった後もポツンと一人残っていたので、「あんた誰」と尋ねた。

 その老人は、「私は、コンコン狐です。昔は、この寺の住職でした」と答え、「あるとき学人に、『大修行底ノ人(修行を完成した人)、還ッテ因果ニ落ツルヤ也タ無シヤ』と質問されたので、修行を完成した偉い人は『不落因果』(因果の支配を受けない)と答えたところ、たちまちコンコン狐になってしまい、その後500回も生まれ変わったのに毎回コンコン狐です」と答えた。

 そして、コンコン狐は百丈和尚に言った。

 「正しい答えを教えてください。私はそうすれば今度は人間に生まれ変わることができます。大修行底ノ人、還ッテ因果ニ落ツルヤ也タ無シヤ」

 百丈和尚の答え、「不昧因果」といいながら拳骨一発!(はり倒した)

 裏山に大悟徹底したコンコン狐の死体があったので火葬した。

 百丈の一番弟子の黄蘗が夜帰ってきてその話を聞いて、百丈和尚に質問した。

 「その住職は、誤った答えで500回も狐の人生を生きたのですが、正しい答えを言っていたらどうなったんですか?」(正しい答えを言っても、500回、狐の人生ですよね。)

 百丈和尚は、黄檗に「教えてやるから、こっちにこい」といった。
 黄檗は、百丈に近づいて、いきなり百丈に拳骨一発くらわせた。
 百丈は、痛いと叫んで、「ここに達磨がおったわい」と満足げに言い放った。

☆ 提唱

 親父はわしより齢が上、カラスは「カアカア」、スズメは「チュウチュウ」、猫は「にゃんにゃん」、犬は「ワンワン」、だたそれだけ。とらわれても仕方がない。動物に生まれようが、植物に生まれようが、只々愉快なり、只々風流三昧の人生である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ☆ 私の感想

 「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子理事長)ということか。
 コンコン狐に生まれたらコンコン狐の人生を謳歌すればよし。でも私は人間に生まれたい。

関連記事
スポンサーサイト



Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する